神様から「挑戦」という使命を与えられた人々とボランティアの祭典

神様から「挑戦」という使命を与えられた人々とボランティアの祭典

神様から「挑戦」という使命を与えられた人々…

28年目になるザチャレンジドゴルフトーナメントを言葉で表すのにこれほど適した言葉はない・・・。

今年も素晴らしい晴天の中で、全国から96名の参加者の方々に集まった。

2020年、四半世紀の大会を終えた翌年はコロナ禍により中止、なんとか開催してほしいというたくさんの声をいただき、2021年27回大会はかなり縮小して開催。

今年もコロナ禍ということで、表彰式をカットしたり、ショットガンをなくしたりと工夫したけれど、昨年よりぐっと親睦を深められる大会となったのではないだろうか・・・。

この大会は片腕のプロゴルファー山手勝プロが、津カントリー倶楽部の理事長に、「全国にいる障がいを持った人達にこんなゴルフ場でプレーをさせてあげたい!という熱い想いを口にしたのをきっかけに、全国で初めて開催された障害者ゴルフ大会。

 

28年間!!本当に様々な方々に応援され、支えられ、毎年様々なドラマがあったなぁ…。

長い歴史の中で、当時小学生で参加した選手が大人になり、また新たに小学生の選手に夢や勇気を与えてくれている・・・。

チャレンジドゴルフトーナメントの名付け親で、ボランティアが何かを私達に教えてくださった方…。毎年大きな板に素晴らしい言葉を書いていただいた。

「ないものを嘆くより あるものに感謝したい」

何度見ても、胸が熱くなる言葉…

 

 

そして、今年は空からの応援を強く感じた年でもあった。

毎年とびきりの笑顔で連続出場!実行委員会でもずっとお世話になった方・・・。世界デフ選手権での運営から、チャレンジドの歌まで作ってくださった方・・・。

心地よい風の中で、空を見上げるたびにその方々が笑顔で見守ってくださっていることを感じた。

皆さんの思いは確実に通じて、そして繋いでいる・・・。

なぜなら、これまでの思いを引き継いで、体調を崩された山手プロに変わって、同じく片腕のプロゴルファー小山田雅人さんが、大会会長の重責を受けてくださった。

片腕というだけではなく、幾度の病も乗り越えて、不屈の精神から生まれた優しい笑顔の素敵なプロゴルファ。

小山田プロもこの大会に出場するうちに、プロに挑戦してみようという気持ちが生まれたと話してくださった。

小山田プロのご紹介で、義足のプロゴルファー吉田隼人さんも参加して下さった。

また、リオパラリンピック、走り幅跳び銀メダリストの日山本薫選手や、同じくパラリンピック陸上日本代表の小須田潤太選手も参加。

お二方ともスノーボードとの二刀流だが、ゴルフもパラ競技となれば出場されるのではないかと思うほどゴルフも素晴らしい!なんとも豪華なメンバー!!

そしてもう一つ、毎回この大会では多くのボランティアの方々に支えられているけれど、今年は花が咲いたように華やかとなった。

20年間ボランティアとして、参加してくださっている山本佳代子さんの美しくも力強い助っ人がなんと18人も東京や、鹿児島から集まってくださった。

その中には世界ミセスオブザイヤー世界大会で準グランプリの佐伯英子さんもご参加いただき、大会に華をそえてくださった。

大会は障がい別9部門と総合ダブルペリア

総合Wぺリアの大原大地選手は3歳の時に不慮の事故で右ひじ切断。

片腕でOUT52 IN53 でラウンド。

ハーフ集計なのでIN53 ネット33.8でWぺリアの部優勝!!最高の笑顔でした!!

また来年もきっと新しいドラマが生まれる・・・。

 

 

 

 

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